4つの軸
今日も「目標」について、です。
さっそくですが、質問!
「目標を設定するときに
気をつけていること、ありますか?」
「気をつける」以前のこととして、
「目標」は頭の中で覚えているだけでなく、
手帳に書いたり、スマホに保存するなど、
何らかの形にして残すのが一般的ですよね。
例えば「○○を達成する」と、言語化したりして。
そのとき、達成するべきことだけでなく、
「いつまでに」という目標の期限も設定しますよね。
ここで、もういちど冒頭の質問。
「目標を設定するときに
気をつけていること、ありますか?」
目標が達成できるかどうかは、
「その目標を達成した状況を具体的に想像できるかどうかが重要」
だと言われています。
「仕事で目標は設定しているけれど、どんな目標だったか忘れちゃった~」
な~んて話はよく耳にします。
こうしたことが起こる背景には、
「その目標を自分の事として捉えられていない」
が、あります。
では、どうすれば
「その目標を自分の事として捉えられるようになる」
のでしょうか?
そのためには、
目標を達成した状況を
「自己」、「他者」、「有形」、「無形」の
4つの軸で考える
のがよいそう。
具体的に
まず、「自己」「有形」の軸から。
「目標を達成したら、自分は、どんな有形の結果を
手にすることができるのか?」
(有形とは、例えば、「お金」や「昇進」など、
具体的に手にすることができるもの)
を、考えます。
つぎに、「自己」「無形」の軸。
「その目標を達成すると、自分はどんな
無形の結果を手にすることができるのか?」
(例えば「満足感や充実感を味わうことができる」など)
を、考えます。
そして、次が「他者」の軸です。
人は、自分だけのために頑張り続けることは難しいと言われ、
「目標」のなかに他者を
登場させることがとても大切。
「他者」も同じように「有形」「無形」で考えます。
まず、「他者」「有形」の軸ですが、
「自分が目標を達成したら、○○さん(他者)は
どんな有形の結果を手にすることができるか?」
を考える。
スポーツ選手がインタビューのなかで、
「監督に優勝をプレゼントしたい」
という言葉を口にしますが、
これも目標のなかに他者を登場させることで
自分を鼓舞している例と言えます。
最後が、「他者」「無形」の軸。
「自分が目標を達成したら、○○さん(他者)は
どんな無形の結果を手にすることができるか?」
を考える。
この4つの軸をつかって、目標を達成したら、
どんな結果を手にすることができるか
と、じ~っくり想ってみてください。
ちょっとは、「目標が自分ごとして捉えること」が
できるようになるかも・・・。
【無形の宝】
別れの季節がすぎ、4月・・・出会いの季節が到来。
職場で、またはサークルや勉強の場で、
新しいメンバーを迎え、新しい個性に出会っていると思います。
私も先日、新しい仲間を囲んでの楽しい宴に参加。
七輪で焼いた野菜や魚、肉をみんなでおいしく食べ、
いろいろなテーマで語り合い、酒を酌み交わし・・・、
またひとつ、形ではなく、心に残る宝が増えたことが
うれしい夜でした。
新年度も自分が漕ぎ行く人生の船に、
たくさんの宝を載せたい、いや、載せてゆくのだ!
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