ココロにとめたいコトバたち
今日は、マネジメントの参考になるいくつかの言葉を紹介します。
コトバその①
「好き、嫌いという線引きは、
実は相手の「部分」に着目した感情である」
誰にでも「好き嫌い」はありますが、「好き嫌い」で仕事をすることは
あまり褒められたものではありません。
どうしても嫌いな人がいる場合は、
「相手のどこが嫌いと感じさせるのか?」について考え、その人ではなく、
嫌いな「部分」に着目する意識を持てばよい
と、思います。
ご存知のとおり、
「嫌いという感情は相手にも伝播する」
となれば、ますますコミュニーションがうまくいかなくなり、
最悪の場合、仕事上にも支障が・・・な~んてことに。
そうならないためには、
あの人のこの部分は嫌い、あるいは苦手という、
「部分」に着目し、
できる限り
その人すべてを嫌いと即断しないように
一呼吸おく意識が大切
なのです。
コトバその②
「あながた思っているほど、
他人はあなたに関心がない」
まさに、おっしゃるとおり(笑)!
人は他人のことにそれほど関心がないのです。
が、その一方、
「他人は自分のことをどう思っているのか?」
が、気になりませんか?
ちょっと厳しい表現になりますが、
「自分はこう思われているのではないか?」の、
勝手な想像ほどマネジメントにとって無駄なことはない・・・
とはいえ、マネジメントをしていると、
「他人が自分のことをどう思っているのか?」は
気になりますよねぇ。
ど~しても、「自分は他人にどう思われているのか?」が、
気になってしまうときには、
人との接触回数を増やすことがオススメ。
以前の話にもありましたが、
「人は単純に、接触回数が多い人に安心感や好意を示すようになる」
という特徴があります。
挨拶でも雑談でも、何でもよいのです!
とにかく接触回数を増やすことが、
「この人には話をしても大丈夫という安心感」を生み出し、
直接、フィードバックを受けられるように。
もちろん、プラスのフィードバックだけでなく、
マイナスのフィードバックを受けることもあって、
でも、マイナスのフィードバックが
関係をより良好なものにするためのヒントだったりするのです。
マネジメントの役割を担っていると、
メンバーのみなさんにとってプラスなことばかりを
提供するわけではありません。
時にはメンバーのみなさんに負担を与えてしまうこともあります。
そんなとき、率直に感想や意見をもらえるって、とても重要。
「どう思われているのだろう?」をウジウジと考えるのでなく、
少しずつでも接点を増やしてゆけばよいのです!!
コトバその③
「相手のためではなく、
相手の立場を考えて行動する」
こんな愚痴、よく聞きます。
「○○さんのために自分はこれだけ、あんなにもやったのに
○○さんは何も感じていない。」
決して相手のためを考えて行動することが良くない
と、言いたいのではありません。
「相手のため」は本当に「相手のためか?」
を、考える大切さをお伝えしたいのです。
相手のことを慮って行動する方って、とても多いです。
でもそうした方のすべてが期待した結果、
または反応を得ているわけではありません。
ひどい場合には、
「自分はとても苦労をした。それなのに・・・・」
などという感情を抱いてしまうことも。
それは、とても残念なこと、です。
こうしたことにならないためにも、
相手の立場を考えて行動する
を、意識してみてください。
立場が違えば、見える世界も違い、期待することも違うのです。
そんな前提を理解せずに、一生懸命行動しても、
自分が期待した結果には辿り着けません。
相手の立場と自分の立場の違いを
客観的に理解したうえで行動する
って、マネジメントの役割を担ううえで、とても大切なこと。
では、今日はこのあたりで・・・
【なま、はげ~っ!!】
仕事で秋田に行きました。
覚悟していたよりは、雪の影響がなかったものの、
東京では見ることがない、雪の壁を目の当たりにし、
北陸で降り続く雪のことも思いながらの数日間。
お土産に選んだのは「なまはげサブレ」でした。
玄米粉を使っているからか、甘さがと~っても優しく、
サクサクとした食感も素朴で自然です。
「ぱりん」と一瞬でアタマを割られ、ガブリと食べられ・・・
「悪いごはいねが~っ!」と、子供たちを戒めてまわる
「なまはげ」も、ここでは形無しですね(笑)。
「なまはげ」サブレを食べながら、
「この、はげ~っ!」で話題となった、きっと、
ご本人なりに職務に真剣に向き合っていたであろう政治家の姿と、
今日、ご紹介した言葉たちが交錯するのでした。
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