多様性と目的意識高い系
突然ですが、質問です。
「ここ1か月の間、考え方や意見が
異なる人と話をしましたか?」
「う~ん」となったあなた!
潜在的なマネジメント力、あるいは仕事力が
下がっているかもしれません・・・。
以前に脳は負荷が少ないもの、
楽なものを無意識に選ぶ傾向がある
の、お話をしました。つまり、
「毎日、おなじ人とおなじ話を繰り返す」・・・
って、これ、「楽」。
「自分の意見に同意してくれる」・・・
これは「安心感」があり、しかも「楽」。
「気に入らない人がいたら、その人の悪口で盛り上がる」・・・
これまた「楽」ですよね~。
「日常生活を楽しむ」とう点では、これらは「アリ」なのかもしれませんが、
「仕事の脳」の観点から見ると、
「退化の一途」かも?
みなさんもご存知のとおり、
脳は刺激によって活性化します。
みなさんのまわりにも
「いろいろなことに良く気づく方」って、いますよね?
そうした方を見ていると、
自分と異なる考えを持つ人とも
分けへだてなく会話をしていると、感じます。
脳は刺激によって活性化します。
考え方の異なる人、意見が違う人と話すことは
少々負担もかかるでしょう・・・
でも、違いを認識することで、
「なんで?」「どうして?」
という問いが必ず生まれます。
それが脳を活性化し、
無意識に問いに対する答えを探すようになり、
違うものにも気づく力を生み出すのです。
会社で一緒に仕事をする人は、
自分とは異なる考えを持つ人の方がむしろ多いものです。
そんな方々との仕事で大切なのは、
「違う」をしっかりと理解したうえで、
「違い」をふまえたうえで、
いかにおなじ方向に向かっていくかを考えること。
すわなち
「多様性を認めること」
であり、
この「多様性」を組織力の向上に活かし、
組織の目標を達成すること。
これが「マネジメント」です。
あたりまえですが、
同じ考えをもった人ばかりで仕事をすることはできません。
必ず違う考え方をもった人と一緒に仕事をしなければなりません。
違いを受け止め、そのなかから
良い解決策を見つけていく。
な~んて、言葉でいうほど簡単ではないけれど、
日々の一つひとつの行動によって、訓練はできます。
その訓練のひとつが、
「自分と考えが違う人と積極的に会話をしてみる」
なのです。
自分とおなじ考え方をもつ人ばかりと
会話をしているだけでは、
マネジメント力は向上しません。
「マネジメント力を習得する機会がない」
と、よく聞きますが、ジツは
日々の一つひとつの行動のなかで、
マネジメント力は鍛えられるのです。
何事も目的意識と地道な取り組み次第
ってこと、ですね。
では、今日はここまで。
【お寺にハートダヨ、全員集合~!】
先日、仕事内容、年代、職種、立場も違うみんなで
神楽坂の裏道をウロウロ・・・喉をしっかり乾かしてからの
「イタ飯」で乾杯!のイベントをやりました。
初対面、ほとんど会話をしたことがない同士、
の、頼りになるのがなんたって「お酒の力!」
和気藹々と、笑い、爆笑の絶えないひとときが、
また人生の良き思い出に加わりました。
そんなウロウロ道中にあったのが、
「毘沙門天」前の「光るハート」・・・
神楽坂「毘沙門天」って「善国寺」、つまりお寺。
「お寺に光るハート」・・・
聞いたところでは、地元の商店街などで
賛否両論だそうですが、
個人的には土地の活性化、いまどきの「インスタ映え」狙いなど、
「善国寺」に限らず、新しい試みは、勇気を与えてくれるものだなと。
日本全国、世界中の「新しい試み」に触覚を伸ばし、触れ、
ご自身の「新しい試み」のヒントを探り、勇気をもらうのはいかがでしょう?
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