ココロ、動かしてますか?


The Road to なりたいじぶん(2)


では、先週の「無意識」の話のつづきを・・・


学習には4つの段階があると言われます。


①「無意識的無能」(やろうと思っていないので、できない状態)
   ↓
②「意識的無能」(やろうと思っているが、できない状態)
   ↓
③「意識的有能」(やろうと思うと、できる状態)
   ↓
④「無意識的有能」(何も考えることなく、できる状態)


前回の

「97%が無意識に行われている」

は、この①と④の状態。


そして、何か物事に対して
「意識して行う」
「無意識でできる」
には、そのストレスや負荷が明らかに違いがある・・・
って、みなさんも直感的にわかりますよね、


そう、


無意識で行う場合の方が圧倒的に「ラク」


なはずです。


例えば料理・・・
「初めて作る料理」と「得意料理」だったら
「得意料理」を作る方が圧倒的に「ラク」。


つまり、


④の「無意識にできること」が多くなればなるほど、
「ラクに結果や成果を出せる」ようになる。


ということ。


なんだけど・・・


「このまま退化していくことが喜び!」と感じる方は別として、


「今よりも成長したい!輝きたい!」


の想いは、誰でも持っているのではないでしょうか?


となると、


「今よりも成長し、輝く」ためには、

これまでとは違う行動習慣を身につける必要があります。


そのために必要なのが、次のプロセス。

 

第1段階 

①「無意識的無能」から②「意識的無能」へ

 

まずは

「自分はどうなりたいか」
「そのためには何が必要か」

を、具体的に考えましょう。


って・・ジツはこれがカンタンにはいかなくて、


多くの方が「今よりも成長したい、輝きたい」
と思いながら、その姿を具体的にイメージできていないのです。


変わるためには行動が不可欠であり、
行動するためには、動機がいる。


そして動機は人から与えられたものではなく、
自分の中から湧きおこるもの
でなければ長続きしません。


そのためには、

心動く経験が必要

になります。


何か新しいことに出会い、
「自分もやりたい」
「あの人のようになりたい」

と、心が動く経験をすること。


そりゃそうなんだけど、
毎日同じことを繰り返している中では
「心動く経験をする」って、難しいですよね。


なので、そのためには、

「新しい経験をすること」が必要


「人は出会う人によって形作られる」

と言われるように「新しい経験をすること」と、
「人との新たな出会いは」には密接なつながりがあります。


で、話はちょっとそれますが、
「会社の飲み会には参加しない」と決めている人、多いのではいですか?。


が、「普段話をしない人と話をすること」って、
ジツは貴重な機会なのかも・・・?


「会社の飲み会はいろんな世代の考え方を知ることができる貴重な機会」

「この世代の人はこういうことに興味関心を示すんだ~、を
感じられ、自分の視野を広げてくれる機会」


と、話す方もいらっしゃいます。


日々与えられている機会どう捉えるか?

が、ポイントであり、重要なのかもしれません。


ちなみに、みなさん、

この一か月で、
  初めて経験したことはいくつありましたか?


そのなかで心動く経験は
  何回ぐらいあったでしょう?


どちらも「ゼロ」という方はいないと思いますが、

もし片手で収まる程度だとすると、ちょっとマズイかも・・・。


では、次回、また。


【ひょうたんから駒 おつきあいから・・・】


井上ひさしさん作の舞台「闇に咲く花」を見ました。


昭和22年、神田の神社を舞台に、戦争がもたらした悲しみや、
時代の厳しさの中で生きる人々・・・
な~んて、あらすじはさておき、


作者の壮絶な人生が反映された作品からにじみ出る
思想や、訴え、想いにココロが大いに動きました。


「知らない人と話すのが億劫」、な~んていう時もありますよね。


そんなときは、こうした演劇や音楽、踊り、絵画鑑賞など、
多種多様な方法で表現される作者、奏者、演者の想いに
ココロを揺さぶられに行ってみてはどうですか?


揺さぶられたココロを誰かに伝えたくなって、
「人と話す」きっかけや話題になって、
「人と話したく」なって、

そして、そして「知らない人と話してみたら
同じようなことに興味を持っていて、意気投合!」
なんてことも、よくあります。


私自身、最初は観劇にまったく興味がなく、
「知り合いが出演するから」のおつきあい・・・

回を重ねていまや「ものすごハマっている!」」ではないけれど、
知り合いからの案内がくるとうれしくて、
「絶対に行きたい!」と思うようになりました。

「まったく・・・ない」から、予想、想定外の方向に自分がいるのも、
それがいつの間にか「引き出しの中身」になっているのも、
ある種、人生の楽しみなのかなぁと。

FM Lifehack's Ownd

いかに良い人間関係を築き、 個人の目標と組織の目標のベクトルを一致させ、 組織の目標を達成していくか、 このことを、皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。

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