ガマン、ガマンなのダ
久しぶりに「研修」を受講しました・・テーマは、
「任せて育てる」
今日はその内容をお伝えします。
1.「任せる」とは何か
「権限の範囲を明確にしたうえで、的確な指示を与えること」
では、的確な指示って?
①期限
②優先順位
③目的・背景
④レベル
簡単に言えば「何を、いつまでに、どのレベルでを具体的に示す」です。
ここで重要なのは、
なぜそれをやる必要があるのかを
しっかり理解してもらうこと。
よくある、
会社の指示だから、ルールだから、やると決まったことだから・・・
な~んて、最悪!
2.部下を育てるための「任せ方」
(1)任せる仕事を「見極める」
★「作業」ではなく、「責任」を任せる。
部下自身が責任を負うことなくして成長はありません。
★ 定例反復的な仕事は100%、部下に「責任」とあわせて任せる。
★ 能力開発、姿勢開発に必要な仕事を任せる。
ちょっぴり補足すると・・・
仕事を任せるときに「何かあったらいつもでフォローするから」と
よく伝えるし、
これって、重荷に感じさせないためにも必要な一言だけど、
その言葉を伝えることが「部下の成長機会を奪っているのかも?」
そこのところ、意識しておくことが必要です。
(2)任せるときのポイント
★「期待」を伝える。
★ 部下に本人の意思で決めさせる。
嫌がる部下を「説得」しな~い。
誰もが「責任を求められる仕事」を望んでいるとは限らないし、
「失敗したら、どうしよう」が、メンタルブロックになることも
少なくありません。
何を期待しているか、その期待は相手にとって重荷になっていないかを
しっかりと確認することが大切。
つまり、こちらの期待をあまり押しつけない・・・ですね。
(3)任せた部下との「関わり方」
★自分(上司)のコピーを作らない。
これって、意外と誰もがやってしまいます(笑)。
知らないうちに自分の仕事のやり方を押しつけていたりするので、
要注意!
★手加減せずにベストを求める。
① 仕事のレベルアップ
② 同僚への影響力・リーダーシップの発揮
③ 自己成長
を、明確に求める。
頑張っている姿を褒めることは大切だけど、それ以上に、
「成し遂げた」という成功体験は、人を飛躍的に成長させます。
高いレベルを求めなければ、いつまでたっても現状維持が続くだけ・・・
妥協することなく、ベストの結果を求めましょう!
★口出しを我慢する。
① 魚の釣り方を教える。魚を与えない。
② 部下を主役にし、上司は脇役に接する。
③ 気づいても気にしない。
みなさんも感じるとおり、これってとっても難しい・・・・
どうしても気になって口を出したくなりますよね。
でも、人を育てるためには、
「我慢をする」
をいつも意識することが大切。
★定期的にコミュニケーションする。
① 毎週、1対1で面談をするなど「催促しないための仕組みづくり」
② マイルストーンを一緒に刻んで、締め切りをつくる。
任された後、な~んにもフォローがないこと、よくあって、
そうなると・・・やる気が一気に失せます(笑)。
ここぞ!といううタイミングで声をかけることができれば、
お互いの関係、一気に縮まります(喜)。
以上、いかがでしたか?
研修を受けて感じたのですが、
やっぱり大切なのは
「コミュニケーション」
一週間に挨拶しかしない上司に「この仕事、任せた」と言われたら、
たとえその上司が成長のために・・・と、考えてくれたとしても、
その想いは伝わらず、時には「自分が楽をしたいだけでしょ?」
と思ってしまうかも。
やはり、「任せて育てる」の大前提には、
日々の小さな
コミュニケーションの積み重ね
があるのではないかと思います。
【ぬ~ぼ~っ】
先週は「ボジョレーヌーボー解禁」でしたね。
あまのじゃっくなわたくしはwww
知らない村の新酒の出来を祝うのではなく・・・
今年、北海道で戦後初めて新たに誕生した酒蔵の
「試験醸造酒」をグビビ~っとやっていました。
この「試験醸造」の販売にはクラウドファンディングが利用され、
リターンには「盃」をプラス、またはレセプションに出席権など、
積極的に新しい手法が取り入れられていたことにも興味シンシン。
開拓の歴史を経て北海道で米作りが始まり、
全国有数の米どころとして発展し、
優れた酒米の産地にもなり、
久しぶりにまた、新しい酒蔵が誕生。
なんだか、とってもスバラシイ!
この秋から本格的に醸造を開始するこの酒蔵が
「ニッポンの宝」のひとつとして世界に、
そして後世に羽ばたくことを願いつつ・・・グビビ~(酔)。
ご興味があるかたは↓
上川大雪酒造株式会社 緑丘蔵
0コメント