キラキラへのステップ
今日は「職場の皆さんが輝くために」のテーマでお話を。
仕事において、みなさんの実力を十分に発揮するために、
5つのステップがあると言われています。
それは、
① 適切な課題・仕事を選択する
② 同僚とつながる
③ 仕事や問題で「遊ぶ」
④ 難しい課題にチャレンジし、これを成長の糧とする
⑤ 成果を認められることで輝く
です。
では、① から③を中心に、順番に説明してゆくと・・・
まず、① の「適切な課題・仕事を選択する」についてですが、
「自分の好きなこと」
「最も得意なこと」
「組織に付加価値を提供できること」
この3つが重なる部分で、一番チカラが発揮されるそう。
必ずしも「今の仕事」イコール「自分の好きなこと」ではないかもしれませんが、
その中でも「好きだな」と思える仕事を探し、
「この仕事をやってみたい!」とアピールするのもよいと思います。
②の「同僚とつながる」は・・・
一体感や、上司あるいは同僚と「つがなり」を感じる職場だと、
「仕事のやる気が高まる」という経験、みなさんにもありますよね?
一方で、同僚との会話は挨拶程度、
上司と話すのは一週間に一度ぐらい・・・
な~んていう職場だと、やる気を感じることは少なめ。
何かの調査では、
「上司や同僚とつながりがない」
と感じる人は仕事を休んだり、病気になることが多い。
反対に、
「上司や同僚とつながりを感じている」
と感じる場合は、仕事に前向きに取り組む割合が数倍も高い。
という結果もあるのです。
また、最近は「雑談」をテーマにした本が目立ちますが、
「雑談はつながりが
あるからこそ生まれる」
のかもしれません。
「雑談」は仕事の効率を下げるとも言われるけれど・・・
ジツはこれ、「逆」ではないか?と。
そして、③の「仕事や問題で遊ぶ」について。
自分の力が発揮できる役割があり、
上司や同僚と「つながり」のある職場で働いていると、
自然と想像力を発揮し、積極的に仕事に
打ち込めるようになります。
このような状態では脳がどうなっているのかというと、
「右脳」が活発になり、
何でも自発的に取り組めている。
そうそう、好きなことに取り組んでいると時間って、忘れますよね。
つまり、これが「右脳」が活発している、
いわゆる「フロー」の状態。
自分の力が発揮できる役割を担い、
上司や同僚とつながりのある状態で働いていると、
この「フロー」状態で仕事ができるようになるそうです。
え、イメージが湧きにくい?
つまり・・・
同じ職場で仕事をしていても、積極的に取り組めるとき、
何となくそうでないと感じるとき、があるはずです。
それって、役割が変わった、
あるいは、職場での会話が増えた、あるいは減った、
なのかもしれません。
「上司が変わって雰囲気が変わった」は、良く耳にすることで・・・。
最後はさらりと④の「課題にチャレンジし、これを成長の糧とする」&
⑤の「成果を認められることで輝く」にふれておきます。
困難な仕事にチャレンジすれば、誰だってストレスを感じるもの。
でも、このストレスの感じ方には、役割や職場によって違いが・・・。
「良いストレスは成長のカギである」
と、言われても、困難な仕事にチャレンジ中に、
上司や同僚のサポートがあるのとないのでは、
ストレスの感じ方はまったく違ってきます。
サポートがある職場だと「頑張ろう」のキモチに包まれるはずで、
ストレスを良いストレスに変えることができるか否かは
「職場におけるつながり」がポイント。
そして、頑張った結果を上司や同僚に誉めてもらえれば、
やっぱり嬉しいし、
そうなると「もっと頑張ってみようかな」になるのが人情、ですよね~。
以上、5つのステップについて話をしましたが、
これはみなさんがマネジメントの立場になっても大切にしていただきたい・・・
では、5つのステップをマネジメント側から整理しましょう。
① 適切な課題・仕事を選択する。
→ メンバーの皆さんの力が発揮できる役割は何かを常に考える。
② 同僚とつながる。
→ 会話の機会を意識して増やす。雑談がベスト!
③ 仕事や問題で「遊ぶ」。
→ どんどん相談する。「こんなこと考えてみたんだけど、どうだろう」など。
④ 難しい課題にチャレンジし、これを成長の糧とする。
→ すこし難易度の高い役割を担ってもらう。
⑤ 成果を認められることで輝く。
→ 仕事の結果はもちろんのこと、頑張ったプロセスを誉める。
という感じ、かな。
ちなみに個人的にはやっぱりポイント②推し、でいきたいです・笑。
ぜひ、5つのステップ、取り入れてみてください。
【冬のキラキラ】
かつて仕事でもたずさわった北陸へ・・・
能登の海を眺めています。
この時期の楽しみは、今月6日に
漁が解禁されたばかりの雌のズワイ「香箱蟹」。
獲れる期間も来年1月10日までと限られている
ありがたき海の幸です。
「香箱蟹」は雄のズワイに比べて小ぶり。
甲羅のインパクトもなく、華やかさにも欠けるのに、
このキラキラと輝く姿はなにゆえなのだろう・・・
と、今日のテーマにかけて想いをめぐらせ・・・
で、結局は食べちゃうんですけどね・笑。
ともかく、一度きりの人生!
なるべくキラキラと生きたいものダ。
0コメント