あらしのときに


マネジメントにおいて大切なことは

「自分の感情をマネジメントする」

です。


「自分の感情が安定しない」

は、組織で発生するさまざまな問題に対処するなかで、一番厄介・・・。

例えば、トラブルが発生したとき、
落ち着いて穏やかに対応できる場合と、
イライラしながら対応してしまう場合がありますよね。

イライラしながらの対応では当然のことながら、
トラブルはなかなか解決しません。

そして、それ以上に重要なのが、


イライラしたみなさんの姿を、
      上司、同僚あるいは部下が見ている!

こと。

これが後に、どのような場面で影響を及ぼすかというと・・・
それは、部下がトラブルを発生させたとき


その部下が過去にイライラしたみなさんの姿を見ていたとすれば、

迷惑をかけてしまう!

またイライラさせてしまうのでは?

といった想いが浮かび、相談することをためらうかもしれません。


そしてその部下は「自分で解決しよう」とし、
トラブルはさらに大きくなる・・・は、良くある話です。

そのときの上司のお決まりのセリフが、

「なんでもっと早く相談しなかった?」


これ、みなさんも良く聞きますよね(笑)?


上司がこのセリフを口にする背景、
つまり「部下の相談タイミングが遅くなった」背景には、ジツは、


自分自身の日頃の態度・行動が
     原因となっている場合がある・・・

のです。

日頃、いくら「トラブルになりそうな事案は早めに相談してください」と
口にしていたとしても、日常的にイライラしている姿を見せていると、


上司、同僚、そして部下のみなさんは、

      「言葉」ではなく「態度」で判断します。

間違いなく!


マネジメントを行ううえで「言行不一致」は
良くないことの代表例
と言われるように、

「態度」と「言葉」の一致はとても大切。

マネジメントにおいては「信頼感」も重要ですが、
「言行を一致させる」は中でも重要なポイントなのです。


その「態度」と「言葉」のを一致させるために必要なのが、

「自分の感情をマネジメントする」


具体的には、なにか出来事に直面したときの感情を

 「自分は○○の感情を抱いている」
 「その感情の原因は△△である」

といった風に客観視し、その感情が過ぎるのを待つ・・を、行います。


もちろん

「感情をマネジメントする」は、簡単ではありません。


しばらくは、感情が動いた瞬間に

「感情をマネジメントしよう」の言葉を想い浮かべるだけでも十分です。


それを繰り返すうちに、だんだん感情の暴風雨に巻き込まれずに
済むようになるでしょう。

「感情に流される」は、その後のマネジメントにとって、
プラスになることはないのです。


簡単ではありませんが、ぜひ、

「感情をマネジメントする」に
     チャレンジしてみてください。




【お菓子はいらないからイタズラした~い】

さて、東欧でハロウィーンのかぼちゃに囲まれています(笑)。

この国では日本の「お盆」にあたる11月1日の「万聖節」に墓地へ行き、

親族や友人のお墓に限らず、まったく知らない人のお墓が

花や色とりどりのガラス瓶入りの「ろうそく」で美しく飾られているのを

巡り歩いて楽しむ・・という習慣があるのだそうです。


「墓地を巡る楽しみ」とは、う~ん、ピンとこない(笑)。


そのため、当日は「各所の墓地行き臨時バス」が運行したり、

市場だけでなく、大型商店、道端の露天では、

もう今から大量の「お墓飾りグッズ」が売られています。


文化の数だけ風習があり、地球上、74億人の数だけ価値観がある。

そしてそれらは「ひとつたりとも同じものがない」、

な~んて思う「Trick   or   Treat!」の季節。


FM Lifehack's Ownd

いかに良い人間関係を築き、 個人の目標と組織の目標のベクトルを一致させ、 組織の目標を達成していくか、 このことを、皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。

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