相談されよう、そうしよう
今日は「相談」についてのお話です。
みなさんも日々、たくさんの相談を受けると思います。
また、相談することもあるかもしれませんね。
「相談」って・・「相談して良かった!」と思える人と
そうではない人がいませんか?
ではなぜ、そのような違いが生じるのかについて考えましょう。
まずは「視線」です。
「目は口ほどに物を言う」といいますが、
人って、本当にその人の話に関心があるときは自然と相手の目を見ます。
視線を合わせるのは「あなたの話に関心がありますよ」の現れ。
ただ、人によっては、あまりに目を見続けて欲しくないという方もいるので、
その点だけ注意が必要ですね。
つぎに「ボディランゲージ」。
腕を組んだり、足を組んだり、頬杖をついたり。
普通、こうした姿に出遭うと「真剣に話を聞いてもらっていないな」と、
感じますよね?
でも、人によってはこうした姿が真剣に話を聞くスタイルだったりするので、
普段から「自分がどういう姿勢で話を聞いているのか」を、
チェックしてもらうと良いかもしれません。
そして「あいづち」。
相手が話しやすい環境をつくることはとても大切です。
そのときに大きな役割を果たすのが「あいづち」。
しかし、ただ「あいづち」は打てばいいのではなく、
むしろ「あいづち」が「邪魔」になることも。
意識するのは、「あいづち」をただ打つのではなく、
相手の話の語尾をとらえ、その語尾にあらわれる気持ちに対しての
自分の感想を「あいづち」として表現する。
そんなイメージをもつと良いかもしれません。
気持ちは意外と語尾にあらわれたりするので、
その気持ちを逃さないように注意しておくと、
自然に「あいづち」が出てくるようになると思います。
ジツは「あいづち」ってとても体力がいるんだなあ。
最後は「声のトーン」です。
話すスピード、声の大きさ、話し方もまた、
相手の話に関心を持っているかいないかをあらわします。
沈んだ話のときに、浮かれたトーンで話をされた瞬間!
「もう話やめよう・・」と思ってしまいませんか?
スピード、トーン、話し方もとても大切。
と、4つのポイントについて簡単にお話しましたが、
ジツは、この4つのポイントで、
「相談者が聞き手に対してどのような
イメージを持つか」が決まってしまいます!!
ここで“NG”になると、どんなに素敵なアドバイスをしたとしても、
効果は半減・・・モッタイナイ。
人は見た目と言いますが、
相談の印象も見た目、雰囲気で結構決まってしまうのです。
相談を受けるって、とても体力を使うこと。
言葉は良くありませんが、疲れますよね。
だからこそ、良いものにしたい!
ということで、この4つのポイントをぜひ、自分のものにしてください。
相談が劇的に変わると思いますよ。
【秋想】
実りの秋、ですね。
先日、「自称」わたくしの「ファンクラブ(?)」と
主張されるみなさんにロックオンされ(笑)、
秋ならではのお酒を共に楽しみました。
海、山の幸を愛で、味わい、飲み、愉快に笑えるシアワセも、
穏やかな世の中があってこそなのだ、と・・・・。
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