性格にサンキュ!
今日はマネジメントからちょっとはなれ、「性格」のことを話したいと思います。
いきなりですが・・・
自分のなかで「変えたいと思う性格」、
あるいは「嫌な性格」ってありますか?
そりゃ誰だって「変えたい性格」や「嫌な性格」はあるでしょう・・・
などなど、少々の雑談風にどうぞおつきあいください。
「性格」を辞書で調べれば、「先天的な気質、後天的な影響によって獲得された
その人の感情・意志などの傾向」と説明されています。
つまり、性格には「先天的」と「後天的」があるのです。
ちなみにどの程度が先天的なのかというと、遺伝などで60%ほど作られる性格もあれば
ほぼ後天的に獲得するものもあるそうで、
性格のかなり部分は、われわれを取り巻く環境や状況によって影響を受けているんですね。
なので「性格」は、ある場面での自分の行動に対する他者からのフィードバックを通じて
形成されるものも多く、言葉をかえれば、
「自分をとりまく環境や状況に自分自身を上手に適応させ、
気分よくすごすための行動様式」なのかもしれません。
と考えると、もう一つの疑問が浮かんできます。
はて、自分のなかで「変えたいと思う性格」や「嫌な性格」は
いったい何の役に立っているのか?・・・と
そもそも、
ある感情や行動がくり返し、くり返し現れるからこそ、自他ともに
「自分の性格だ」と認識できるのだと思います。
そもそも「一回きりの感情や行動」のことを「性格」だとは思わないですよね?。
だから、同じ感情や行動がくり返し、くり返し現れることは、その性格が、
「自分をとりまく環境や状況に自分自身を上手に適応するため」に役立っている
にほかならないのです。
ある行動の結果が自分自身にマイナスをもたらした場合は、その行動をしないように
なりますよね。もちろん、すぐにはムリだけど・・・つまり、
「変えたいと思う性格」も「嫌な性格」も今の環境で
自分を守るために役に立っているのです。
むしろ、そんな性格があるからこそ、
今の環境や状況を耐え抜くことができるのかもしれません。
海外の方によく指摘されるのが「日本人は自分の意見を言わない」。
だけど、日本人でも長い間、海外で暮らしていると、周りの環境にあわせてしっかりと自己主張できるようになります。もちろん、それを好むか好まないかに関わらず、
ただ生き残っていくために・・・・これと同じく、
自分のなかにある「変えたいと思う性格」も「嫌な性格」もきっと、何かの役に立っているのです。
そう思って、たまには、自分を守ってくれているであろう
「変えたいと思う性格」にも「嫌な性格」にも
感謝してみましょう!!・・・・???
ただし、どうしてもそんな性格を変えたいと思うのであ・れ・ば、
今の環境を捨てるしかないと思います(バッサリ!笑)
【イーアールであ~る】
今週の仕事のメインはフランス・パリにて、です。
パリといえばオイスター!
「er」の季節も到来し、ますます牡蠣が美味しくなりますね。
みなさんも「食欲の秋」を存分に楽しんでください!!
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