不満と満足とおはなしと
今日は、職場での「不満」と「満足」についてお話したいと思います。
職場で「不満」を抱く背景には、
①会社、あるいは組織の方針
②職場環境(暑い・・、寒~い、汚い!など)
③給料
④地位
⑤上司・同僚・部下との人間関係
があると言われています。
これに対し「満足」を感じる要因としては、
①仕事内容
②成果や社内の評判
③仕事の意義
④責任ある仕事(期待されているという実感♪)
⑤成長の実感
が挙げられるとか。
皆さんはどうですか?
上司・同僚・部下との人間関係に悩んでいませんか??
ところで、この「不満」と「満足」の関係をじっくりと見ると、
何やら気づきが・・・
そうなんです!
「不満」が解消されても、「満足」にはならない。
つまり、「不満」を感じる要因と「満足」を感じる要因は違うのです。
例えば、給料が上がった↑
綺麗なオフィスで仕事ができるようになった♪
などは、うれしいけれど、その環境に慣れれば
だんだん「満足」を感じなくなるもの・・・そこで、
「衛生要因」って、聞いたこと、ありますか?
あることが解消されたとしても、
それが「満足」とはならない不満足要因が「衛生要因」。
この「衛生要因」を感じさせないように組織を運営することは、
マネジメントの基本だといわれています。
が、これだけでは仕事に対する「満足」が感じられず、
結果、その組織で働く人たちの力が最大限発揮されることはありません。
このブログに掲げているとおり、マネジメントとは・・・
「人と組織を活かして成果を上げること」
今や、ちょぼちょぼの力で仕事をしていて成果をあげられるほど、
甘い時代ではないんですっ。
ご存知のとおり、組織で一緒に働く人々の力を最大化できるかどうかが
組織の成果を大きく左右します。
「衛生要因」に意識をおきつつ、
「満足」を感じる要因(こっちは「動機づけ要因」)
をいかに充足させられるかがマネジメントにおいてとっても重要。
ちなみに、その両立をさせようとすると陥る「わな」があります。
「わな」ってなに?怖いですね~!そ・れ・は・・
「衛生要因」での問題点を解消してから、
「動機づけ要因」に対処しようとすること。
たとえば、さまざまな人間関係を良好状態で保つのって、簡単ではありません。
この世は「ある人間関係が良くなると、ある人間関係が悪くなる」
といったいたちごっこのような世界。
大切なのは、どちらか一方に意識を集中するのではなく、
いつも両方に意識を持ちつつ、それぞれに必要な対応をとることです。
そして、その際に忘れてはならないのが
「話をする」(コミュニケーション)。
お話をしないと、何に不満を感じているか、何に満足を感じるか、な~んて、
わからないでしょ?
ただ、いきなり「何に不満を感じている?」と声をかけても
距離を感じる人には、正直な気持ちを伝えるなんてできないのが人情。
毎日、毎日、ちょっとずつでも良いので、コツコツと雑談を重ね、
距離を感じさせない状態にしておく。
このことが、何にもましてとても大切なのです・・・。
まわりの方とお話、してますか?
【夏バテ、大丈夫?】
猛暑かと思いきや、お盆を中心に雨がしとしと・・・
からの残暑真っ最中。
みなさま体調はどうですか?
日中をオフィスですごしていると、思いのほか、
カラダが冷え切っていたりしますよね。
時間があるときは、好きな入浴剤を入れてお風呂につかる・・・
なごめるグッズを投入すると、リラックス度が増す、かも。
ちなみにこれは知人宅の画像。
ウチのお風呂ではありませんので(笑)。
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