D・E・S・Cでアサーティブに自己表現
今日は「アサーション」について一緒に考えたいと思います。
「アサーション」とは、
① 相手の気分や立場を害することなく
② 自分自身の意見や感情を伝えること・・・ですよね。
でも実際は、そのように行動するって簡単なことではありません。
ではどうすれば、そんな風に意見や感情を伝えられるのか?
の、前に・・・
「アサーティブでない行動あるある」についてふれてみましょう。
その① いつも自分より他人を優先、自分のことは後回し
これ、よくありますね~。他人を優先するのは決して悪くないけれど、
自分の気持ちをおさえることをあまりにも続けると、
だんだん「自分ばかり」という「うらみがましいキモチ」が生まれ、
そのキモチがだんだん自分をむしばみ、卑屈な気持ち、
劣等感に占領されるようになってしまいます・・・ぎゃ~っ!
こういうキモチって、自分以上に他人が気づくんですよね。
そして、コミュニケーションがうまくいかなくなる。
その② 自分本位でいつも攻撃的、他人を踏みにじるようなことをしてしまう
自己主張は自分の考えていることを相手に理解してもらうためにとても重要です。
が、相手の気分や立場を考えずに自分の主張ばかり伝えていると、
「自分勝手な人だ」と、評価されてしまいます。
そして何事もうまく進まなくなる・・・って、みなさんご存じのとおり。
さて、その①、その②と「アサーティブでない行動」にふれましたが、
次は「どうしてこのような行動をしてしまうのか?」の、原因を考えましょう。
「アサーティブな行動が」できない原因には、次のようなものがあると言われています。
① 他人にどう思われるかを気にしすぎ!
② 自分は一体何を考え、本当は何をしたいのかを理解できていない!
③ 二者択一(※)の考え方にしばられている!
※自分か相手のどちらかが譲歩しなければならない
④ アサーティブな表現方法や伝え方のスキルそのものを知らない・・・
アサーティブな行動ができるようになるために、まずは、
①~③について、自分にあてはまることがないか?考えてみてください。
あ゛、あてはまっているからダメ!ではないのでご安心を(笑)、
客観的にあてはまっていると自己分析さえできればOK牧場。
ちなみに、かなりの方が、①~③にあてはまってしまうと思われます。
で、自分にどのような傾向があるか理解したところでお次は、
④のスキルの習得にチャレンジ!!
アサーティブな自己表現法に「DESC法」があります。それは、
① D:describe(描写する)
状況を客観的に描写する。
「●●という状態が生じています。」
② E:express、explain、empathize(表現する、説明する、共感する)
状況に対して自分が感じていることを表現する。
「私」を主語に、自分の主観的な感情や気持ちを明確に述べる。
「●●という状態について、私は■■と感じています。」
③ S:suggest、specify(提案する、具体的にあげる)
状況を変えるための「具体的」で「現実的」な解決方法や代替案を伝える。
命令や指示ではなく、提案するスタンスが重要!
「●●という状態を解決するために、▲▲という解決策はどうでしょうか」
④ C:choose(選択する)
Sで提案した行動が実施された場合、そうでない場合に対する次の行動を決めたうえで
判断する。そのうえで、状況がどのように変化するかを伝える。
「▲▲という解決策が無理であれば、□□をしたいと思います」
というものです。
ちょっと簡単に整理すると、
① で「相手と」何について話をしたいかをハッキリさせ、
② でそれについて「私が」どう感じているかを伝え、
③ で「私の考える」解決策を提案する。
④ 解決策が受け入れらない場合は次に「私はどういう判断をする」かを伝える。
というカンジになります。
このDESC法での重要なポイントは、
・ヒトではなく、コトに焦点をあてて話を進めること
・コトに対して、「I」(自分)が感じる気持ちを伝えること
・こうすべきという主張ではなく、こうなると「良い」「うれしい」という提案をすること
・提案が受け入れられない場合は、こうするという自分の結論をもって話を進めること
・・・って、簡単には実践できないですよねえ・・・でも、日々、DESC法を
意識することで、気持ちの良い自己主張ができるようになりますよ。
ぜひ、チャレンジしてみてください。You can do it!!
【なまらウマいっしょ~!】
札幌では昨日15日まで「さっぽろ大通ビアガーデン」が
開催されていました。
緑と大空の下、大地の上で飲む、各社、各国それぞれのビール、
なまらウマかったですよ~。で、ここは
「RNKM」
来(Rai)年(Nen)もここに来られ(Korare)ます(Masu)ように!
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