えー。言わなきゃいけないの。
「業務上のアドバイスは“聞くこと”から」
アドバイスする機会ありますよね。
そんな時に忘れてはいけない大事なポイントに
ちょっとふれてみます。
たとえば、ある方が何か間違いをしてしまったとき。
ま・ず・は
①その方が” 間違いをしたしまった!”と認識しているか?
つ・ぎ・に
②その間違いをしてしまった状況、原因をその本人がどう考えているか?
この二つをおさえておかないと、せっかくのアドバイスが無駄になってしまいます。
以下の4つの例で考えてみると・・・
① 正しい業務手順は理解しているのに、たまたま間違えてしまった。
② 正しい業務手順を理解していなかったため、間違えてしまった。
③ 正しい業務手順は理解しているのに、忙しくて手順どおりにやらなかった。
④ 正しい業務手順は理解しているのに、無駄だと思って、手順どおりにやらなかった。
① の場合は
“次回は気をつけてください”とだけ伝えればOK。
人によっては、皆さんが近づくだけ、間違いを察知する人もいるはず。
② の場合は
言うまでもなく、正しい業務手順を説明することが必要ですね。
そのときに、皆さんが説明した内容を、その方に説明に説明をしてもらうと、ちゃんと
理解しているかどうかを確認することができますよ。
③ の場合は
忙しくなければ、正しい手順で業務を行っているかの確認が必要。
忙しければ、どんな規程・ルールも無視してしまうのかを聞いてみて、その方のなかでの
優先順位を確認しましょう。
そのうえで、規程・ルールには優先順位はないことを説明し、“業務手順は守りましょうね”
と、伝えましょう。
ちなみに、”分かりましたか?”と念を押す必要はありません。
④ の場合は
なぜ無駄と思うか、その理由を聞く。
ちなみに、理由だけでなく、
”では、どのような業務手順にすれば良いと考えているか”と
その方の意見を聞いてみると、真意が分かるかもしれません。
ここまで確認したら、“わかりました。あとは課長、またはチーフと相談します”と、
お伝えし、ここでアドバイスはおわりにしましょう。
納得してもらうまで、説得する必要はありません。
このようなケースの根本には、その方の価値観があることが多いので、しつこく追求、
説得すると、価値観を否定していると受け止められてしまいます。
といろいろとお話してきましたが、
やっぱり、間違いを指摘したりするのは嫌ですよね~。
気も使うし、体力も使う。
本音は ”えー。言わなきゃいけないの”という感じですよね。
そんなことを考えていたら、おなかがすいてきたので、今日はここでおしまい。
あっ、そうだ。
東京大神宮の七夕祈願祭はおススメ。
【一張一弛のススメ】
弓の弦を張ったりゆるめたりするように、気持ちをひきしめたりゆるめたり・・・
一所懸命考えたあとは、ゆらりと散歩もいいですよね。
7月7日(金)東京大神宮「七夕祈願祭」
最寄り駅:JR・東京メトロ「飯田橋」
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