必勝仕掛け人になろう

The Road to なりたいじぶん(5)


先週は「意識的無能」から「意識的有能」への
ステップのポイントとして、

「新しい習慣を身につけるために、

  まず、古い習慣を捨てることがなによりも大切」


の話、でした。

今週もその続きを・・・


当たりまえですが、なにごとも

「習慣化するまでには一定の時間が必要」

です。


その「必要な時間」は3週間とも、3ヶ月とも言われ、
いずれにしても、

「習慣化するまでの間は、
  古い習慣との綱引きが行われています」


綱引きといっても、古い習慣は大学生チーム、
新しい習慣は幼稚園チームぐらいの力の差があるので、
勝負は一方的なものに。

それはナゼなのか?


古い習慣というものは、自分自身が時間をかけて
身につけたものであり、意識なく実行できるので、
なんたって、

楽!

一方、新しい習慣はこれから身につけるものであり、
当然、かなり意識しないと実行できないし、
さらには精神的にも負担がかかるから、


しんどい・・・


人間は、生き残るためにエネルギー消費をセーブし、
そして蓄える、という働きがデフォルトで埋め込まれているため、
どうしても「楽」な方を、無意識に選んでしまうのです。


ダイエットしたい!!という願いがあるのに
目の前の誘惑に勝てないのはこのためですね・・・
※諸説あり(笑)。


なので、この

「綱引き」に勝つためには、惰性では無理。


毎日の流れを変える
  「仕掛け」や「仕組み」が必要

になります。


その「仕掛け」や「仕組み」をいくつかご紹介すると・・・

①宣言する

まわりに「自分は〇〇になる!」と宣言してしまう。

宣言すれば「恥をかきたくない(?)」意識が働き、
衆人環視の仕組みができ、行動に強制力が生まれます。


ただ、まわりに宣言するのは勇気もいるので、
なかなかハードルが高い、かも。


②仲間をつくる

一緒に取り組んでくれる仲間をつくりましょう。

ひとりで何かを続けるのはなかなか難しい。
意思の力もあてにならない・・・。


そんなとき、一緒に取り組んでくれる仲間がいれば、
互いに励まし合い、気分に左右されずに
続けられるのではないでしょうか?


とは言っても、

一緒に取り組んでくれる仲間なんて、
そう簡単に見つけられないの、かも。

 

③日誌を書く

大谷選手も高校時代から実践していたという、

「日誌を書く」

も、習慣を習得する、または目標を達成するうえで、
大きな効果があると言われています。


簡単に説明すると、

「これをする!」ということを決めたら、
アタマの中で毎日反芻するのではなく、
しっかりと文字にして書き出し、
毎日、実践できたかどうかを日誌で振り返ること


すでに「日記」を書いている方もいますよね?
でも、ここでいう「日誌」は、
どこに行った、なにを食べたという日々の出来事の記載ではなく、


例えば、

なりたい自分とは?

そのために必要な行動を実践できたか?

なりたい自分になるために、今日一日何ができたか?

を、振りかえるために書くものです。


人間の意識は不思議で、

「たくさん触れるものを 意識に深く刻み込む」

月一回より

週一回より

毎日、触れる方が、明らかに意識に残る。


そうした意識の働きを活用するのが、

「毎日日誌を書くこと」

なのです。


それによって、

「綱引き」に勝つための意識が深く定着する、

はず。


ちなみに、

①、②、③ができれば完璧!!

がしかし、③だけでもかなりの効果があります。


「ホントにそんな効果が?」と思われたあなた!
疑心暗鬼状態から抜け出て、ぜひ、お試しを。


あ、また長くなってきた・・・ので、
続きは次回。

てか、今回が2017年の最終回、ですね。
だらだら話の6ヶ月でしたが、
なにとぞ、来年もよろしくお願いします!


【おなじ箱の菓子】

みなさんはどんなクリスマスでしたか?


私は、街のイルミネーションを眺めたり、
「一過性パーリーピーポー」になったり(笑)、
それなりに楽しくすごしました。

クリスマスケーキも食べたのですが、
こちらは一緒に仕事をする仲間と分け合って・・・。


「おなじ釜の飯」と言うけれど、
「おなじ箱の菓子」にもそんな効果があり、

連帯感や共に仕事ができるシアワセを再認識。
今年の良い想い出がまたひとつ増えたなぁと。


「自分のことは自分でやる」は当たりまえだし、
「ひとりだからこその楽しさ」もあります。


が、たまには「仲間」と行動したり、
ひとつのモノや、時間を分け合うことも大切・・・


それをふたたび、強く認識できたことが
サンタクロースからの贈り物、かな(笑)。

それではみなさま、よいお年を!!

FM Lifehack's Ownd

いかに良い人間関係を築き、 個人の目標と組織の目標のベクトルを一致させ、 組織の目標を達成していくか、 このことを、皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。

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